山門
今も開山当時と変わらず、門徒、参拝者を迎える山門
今も開山当時と変わらず、門徒、参拝者を迎える山門
2004年3月2日(平成16年3月2日)、願心寺の山門が国の有形文化財に登録されました。
1919年(大正8年)起工、1921年(大正10年)竣工した山門は、入母屋造,銅板葺の四脚門で、左右に築地塀形式の板壁をL字型に設け、四隅の角柱は腰長押より下部を外拡がりとし,出組と蟇股をあげ、二軒繁垂木で前後に軒唐破風をつけた軒を受ける建築様式となっています。
大正9年11月、『願心寺山門落成慶讃法要』
寺の歴史書に「秋晴れの清き天地に奏楽の声高く、天童子のうらやかな動きはさながら楽士荘厳の相を呈した」と記録されています。
以来、戦禍も免れ風雪に耐えてきた願心寺の山門、鐘楼であるが傷みも激しく、昭和59年10月、大阪の寺社建築「金剛組」により見事に修復されました。
今も開山当時と変わらず、門徒、参拝者を迎え入れる山門