登録有形文化財

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願心寺の有形文化財

本堂

構造及び形式等 : 木造平屋建、瓦葺、建築面積674㎡
登録年月日 : 2004年3月2日(平成16年3月2日)
1900年(明治33年)起工、1906年(明治39年)竣工

入母屋造,桟瓦葺,妻入で,彫刻欄間を備えた本格的な浄土真宗本堂。入母屋造で軒唐破風付の門風につくられた正面の向拝,ペディメントを付けた洋風上げ下げ窓など,要所には類例の少ない特異な造形がみられる。棟札から棟梁は鹿児島県川辺町の中村辰次郎。
(文化財調査書より一部引用)

山門

構造及び形式等 : 木造、瓦葺、間口4.1m、大きさ16.52平方メートル、左右袖塀付
登録年月日 : 2004年3月2日(平成16年3月2日)
1919年(大正8年)起工、1921年(大正10年)竣工

入母屋造,銅板葺の四脚門で,左右に築地塀形式の板壁をL字型に設ける。四隅の角柱は腰長押より下部を外拡がりとし,出組と蟇股をあげ,二軒繁垂木で前後に軒唐破風をつけた軒を受ける。全体に精緻な技巧を駆使した豪放な門で,寺院の正面景観を整えている。
(文化財調査書より一部引用)