鐘楼
「国豊民安、兵戈無用」が刻まれた梵鐘
「国豊民安、兵戈無用」が刻まれた梵鐘
大正12年鐘楼起工 同13年完工
当時の梵鐘は重さ250款(約840キロ)の鋳造。
戦時中 - 梵鐘供出
朝夕に響いていた鐘の音が第二次世界大戦でお寺の梵鐘も軍の銃弾として利用されることになり、大正13年の完成以来響いていた鐘の音が消えてしまいました。
昭和28年 - 梵鐘再鋳
昭和28年、第三代住職浩爾が教文から選んだ「国豊民安、兵戈無用」(国豊に民安くして、兵戈用いることなし)が刻まれた梵鐘を門徒一同心を合わせて再鋳しました。
昭和59年 - 願心寺創建百年慶讃法要勤修記念事業
大正13年の以来、戦禍も免れ風雪に耐えてきた願心寺の鐘楼であるが傷みも激しく、昭和59年10月、願心寺創建百年慶讃法要勤修(大谷光照門前主様御親修)記念事業で大阪の寺社建築「金剛組」により修復されました。同時に山門修復、親鸞聖人の銅像を製作しました。